円上の軌道を移動するモーション(円形配置)【AviUtl】

AviUtl
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円形にオブジェクトが移動するモーション、「円形配置」について解説します。

動かすだけなら中心をずらして回転させる事もできますが、円形配置では数を増やしたりオブジェクト同士の間隔を変更することもできます。

円軌道モーションの作り方

この記事の最初に出した動きの作り方を解説します。動画サイズは1920×1080で作成しています。

まず図形(円)を2つ追加します。

片方の円はサイズを800、ライン幅を1にしてください。

もう片方の円は、設定ダイアログの右上にある「+」をクリックして、出たメニューの下の方にある「アニメーション効果」を選択します。

追加されたアニメーション効果の左下にあるドロップリストに「円形配置」があるので選びます。

下にある「設定」をクリックし、パラメータ設定の「」を1にします。

円形配置の「回転」を直線移動に設定し、始点を0、終点を720にします。

半径」を400に設定すれば完成です。

円形配置の使い方

設定項目

円周

ずらし:100                           ずらし:50

円周は複数個のオブジェクトの広がり具合を設定します。0=0°、100=360°なので、パーセントで考えるとイージしやすいです。

半径

半径はオブジェクトの広がり具合を表します。(正確にはオブジェクトが円周に乗っている円の半径です)

ずらし

ずらしはカメラ制御下で使用可能です。
通常は平面に並んでいるオブジェクトを螺旋形に並べます。

水平配置

水平配置もカメラ制御下で使います。(カメラ制御じゃなくても反映はされる)
チェックを入れるとオブジェクトがxz軸平面上を円軌道で動きます。

応用

この円形配置とイージングで作れる簡単なモーショングラフィックスを作ってみましょう。
※UndoFish様のトラックバー対応イージングスクリプト 2020版を使用しているので、導入されていない方はこちらをご覧ください↓

動画の動きは3つのブロックで構成されています。

1つ目は円周、回転を両方ともeasing_nomalの18に設定し、円周を0→100、回転を0→360にします。

2つ目は円周は移動なし、半径をeasing_nomalの8に設定して始点終点を300→0、回転を直線移動に設定して360→720にします。

3つ目は半径をeasing_nomalの23に設定し0→640、透明度を減速移動(加減速移動から加速を外す)で0→100にします。

最後にそれぞれのオブジェクトの長さを調整して完成です!

その他のモーショングラフィックスはこちら

以上で”円軌道、円形配置の解説”は終了です!
お疲れさまでした。良き編集ライフを!

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