この記事ではスクリプト、モーションタイルTの使い方を説明します。
モーションタイルTは画像ループよりさらに自由度をもたせた画像ループのようなエフェクトです。
モーションタイルTの導入
モーションタイルTはティム氏作のアニメーション効果スクリプトです。

インストールはこのリンク先にある、画像の赤枠で囲っているDLからダウンロードしてください。
設定項目とその効果


追加したモーションタイルTをアニメーション効果から選択するとこのような設定項目が出ます。
また一番下の”設定”を押すと”パラメータ設定”のウィンドウが表示されます。
中心位置
中心位置を変更すると、設定値に合わせて画像全体が左右にずれます。
直線移動等を用いることでスクロールするような表現になります。
出力幅/高%
出力幅/高%では縦方向、横方向の表示範囲を指定できます。
初期状態では両方150%で画像が1.5個分表示されている状態です。
フェーズ・水平シフト
フェーズの値を設定すると、”水平シフト有り”では真ん中の横1列を中心に上下の列が逆向きに横方向に画像がスライドします。
”水平シフト無し”では真ん中の縦1列を中心に左右で上下逆向きに画像がスライドします。
速度方向(度)
速度方向(度)は中心位置を変更したときに中心が動いて行く角度を設定できます。
0では右方向に流れていきますが、任意の角度を入れることで縦方向や斜め方向にスライドさせることができます。
X/Y反転配置

X/Y反転配置はオブジェクトを列/行ごとに互い違いに配置します。
X反転なら矢印の図のように左右を反転させて、Y反転では上下を反転させて画像がループしています。
応用

テキストに「領域拡張」を使った状態でY反転配置、フェーズの効果をつけるとよく見るようなテキスト背景が出来上がります
ライン幅を使った四角形のモーションに、モーションタイルを適用するとこのような映像も簡単に作れます。
フェーズの移動もつけるとこんな感じ。
色や形の変更、テキストや図形のマスクをつけたりするのも面白いです。

以上で”モーションタイルTの使い方”は終了です!
お疲れさまでした。良き編集ライフを!
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