同じ画像をいくつも増やすには?-画像ループ【AviUtl】

AviUtl
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今回は1つの図形や画像などをいくつも複製して並べることができる「画像ループ」についての解説です。

基本機能の「画像ループ」に加え、追加スクリプトの「画像ループ2」「画像ループ3」の解説も行います。

画像ループとは

画像ループは1つの画像を複製したい場合に使用する効果です。

基本的に縦列の追加、横列の追加とそれぞれの方向への移動ができます。

画像ループ(基本機能)の使い方

画像ループを追加するには、設定ダイアログの右上「」ボタンを押して、メニュー一覧にある「画像ループ」を追加します。

画像ループを追加するとループの回数と速度の設定項目が追加されます。

ループの回数

縦と横にいくつループ画像を表示させるかを設定します。いくつというのは一度に表示させる画像の数であり、動かした場合に合計で何個表示されるかという意味ではないです。

速度の設定

画像ループを動かす場合、移動距離ではなく移動速度を指定します。左右、上下の反転は速度のプラスマイナスを変えることで設定できます。

個別オブジェクト

画像ループで増やした画像は全体で1つの画像として扱われますが、設定ダイアログ左下にある「個別オブジェクト」にチェックを入れると画像一つ一つが個別のオブジェクトとして扱われるようになります。

画像ループ2の使い方

画像ループ2」はさつき氏の「AviUtlスクリプト一式」に含まれている「@ANM1.anm」に入っています。

関連 スクリプトの追加方法

スクリプトのインストールができたら、アニメーション効果を追加し画像ループ2を選択しましょう。

X/Y間隔

画像のようにループした画像の間隔を開けることができる設定です。

基本効果で代用

ループした画像の間を空ける場合、基本効果の「領域拡張」でも同様の設定ができます。

XY軸段違い

画像ループ2の「設定」をクリックするとこのような追加の項目が出てきます。

ここでXY軸段違いにチェックを入れると、このようにループした画像が互い違いに配置される設定に切り替わります。

その他の設定

X/Y個数:画像ループの縦/横回数と同じでいくつループさせるかの指定ができます。

Z間隔、Z個数:拡張編集でZ軸(奥行き)方向が見えるようにした場合に、Z軸方向にループを増やしたり間隔を開けたりできます。

ZY軸段違い:奥行方向に互い違いの配置をします。

個別基準:画像ループの個別オブジェクトと同じ効果です。

画像ループ3の使い方

画像ループ3は画像の初期位置をどれだけずらすかと、移動速度と加速度を設定する事ができます。

この効果単体ではあまり使いみちがないので、このように基本効果の画像ループなどと組み合わせて使いましょう。

画像ループの応用

画像ループの効果的な使い方としては、図形(円)を小さくしたものを「画像ループ2」を使って間隔を開けながら配置することでドット背景が作れます。

またこのようにループを移動させる場合は「領域拡張画像ループ」を使います。

このように追加効果を設定しましょう。横回数を増やすと、表示される図形の数を増やすこともできます。


以上で”画像ループの解説”は終了です!
お疲れさまでした。良き編集ライフを!

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