AviUtlを使って編集するには、インストールの次に編集環境を設定する必要があります。
前回の記事で導入できたAviUtlを実際に使えるように、作業環境を設定していきましょう。
AviUtlの導入方法についてはこちらをご覧ください↓
システムの設定

AviUtlを起動したら、メニューバーの「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」の順にクリックします。

最大画像サイズ
最大画像サイズは、AviUtlの編集上で読み込める動画や画像の最大サイズのことです。
読み込ませたい素材よりも大きめの数字を指定しておくと良いです。
作りたい動画がフルHD(1920×1080)でも素材の動画に4K(3840×2160)のものが合った場合、最大画像サイズは4000×2500くらいに指定するのが良い。
※数字を大きくしすぎると重くなったり編集中にエラーが出る事があるので、その場合は数字を小さくしましょう。
最大フレーム数
編集できる最大フレーム(動画時間)を設定できます。
デフォルトでは320000(30fpsで約3時間)が最大なのでこの数字を入れておきます。
再生ウィンドウの動画再生

「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」にチェックを入れます。
↑チェックを入れる前
動画を再生すると別の再生ウィンドウが開いてしまいます。
↑チェックを入れた後
このようにメインウィンドウで動画を再生できるようになります。
誤ってAviUtlを閉じるのを防止する

「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」にチェックを入れます。

この設定で編集中に誤ってメインウィンドウ右上の×を押した時に破棄していいかの確認が行われるようになります。
拡張編集の環境設定

タイムラインを右クリック → 一番下の「環境設定」を選択するとこのようなウィンドウが出てきます。
再生した時にカーソルを連動
環境設定の「再生ウィンドウで再生した時にカーソルを連動」にチェックを入れます。
デフォルトではスペースキーを押して再生・停止を行うと、カーソルの位置が再生時の位置にリセットされます。
この設定でカーソルを停止した位置から再生できるようになります。
隣接するオブジェクトの選択
環境設定の「オブジェクトの橋をつまむ時に隣接するオブジェクトも選択」のチェックを外します。
デフォルトではファイルが隣接している場合、片方の長さを変えようとしても
隣接しているファイルが着いてきてしまいます。
チェックを外すことでそれぞれ個別に長さを変更することができます。
バックアップ
動画を編集すると、自動的に「AviUtl」フォルダに「buckup」というフォルダが作成されます。

デフォルトの設定だと、5分に1回、最大10個までバックアップデータを自動作成してくれます。

以上で”環境設定の解説”は終了です!
お疲れさまでした。良き編集ライフを!
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